序曲 よろしこガール☆ ファンタジ-よろしこガ-ル☆ 賛歌 ファンタジー ブログでまとめて読む☆
賛歌


「 ファンタジーよろしこガール☆ 賛歌 (carol) 」



知らなかった だれの中にも 元氣は生まれながらにして 与えられていた力だなんて
知らなかった 見渡す世界は ほんとうは喜びに包まれていた世界だったなんて
当たり前に 過ごせていた中に 世界に よろこびも 幸せも 未来も詰まっていたなんて
当たり前に過ごせなくなった あたしには わからなかった
「元氣」をなくした ただそれだけで 当たり前に過ごすことが できなくなってしまっていた

なんの感情もなくなってしまっていた
なんのパワーも湧き上がらなくなっていた
見るもの全てに心が動かなくなってしまっていた

やがて私は 自分の奥を見つめてみた 目を閉じて 目を閉じて 深く深く目を閉じて
ある日 あたしに 1つの色が突き刺さってきた 突き刺さった色の感覚だけが 伝わってきた

きれいだと 心が動いた
そして わたしは 1つの色を選んだ 元気になるために 深い赤い色を選んだ

そして 動き始めた


『 わたしの胸には 赤色が広がる 』


『 目を閉じると 胸の奥に奥底に 真紅は広がり続ける 』



『 時折 見えなくなったり 失いそうになったけれど 必ず真紅は存在した 』



『 わたしの奥で熱を持った真紅はあずき色になり  わたしの全てを満たし無限に広がり続ける 』



『 わたしは気付いた あずき色はだれの中にもある とても素晴らしい色だと 大切な色なのだと 』



『 もう失くさない 迷わない どんな時も 素晴らしい力(パワー)あずき色の元気
全てのこの世の生命に 正しく必ず備わる 赤色の力を 』



『 信じようどんな時も わたしの中に宿る力(パワー) あずき色の元氣 』



『 わたしは信じた わたしの中のあずき色  生きてくため 幸せになるため 必要な力 元氣の色
やがて胸にはまぶしい希望の色が現れた 』



『 元ある力(パワー)を取り戻した時 喜びの足音が聞こえてきた 』



『 だれかがこちらにやってくる 力強い 赤い気配が やってくる 』



『 赤い色 あずき色の少女が 私の前に現れた 』



『 赤い少女は わたしを見つめ わたしに語りかけた 』



『 少女は どこから来たのか その世界はどんな世界か わたしに話してくれた 』



『 元気な心があれば 心が動き出したら 人は幸せに向かえる
一緒に元気になろう 彼女は強く言った 』



『 わたしは 彼女に見とれた 彼女の赤色に 彼女の熱いあずき色に
 やっと出会った 歓びの赤色 元気になった私は 走りだしたくなった
 いつしか私の目には 赤色を超えて 無数の色が飛び込んできた 』



わたしは 赤色 あずき色に 夢中になった その色だけをとにかく愛した



わたしは 彼女の笑顔を とにかく愛した



やがて毎朝が いつのまにか 待ち遠しくなった
やがて今日が 過ぎてしまうのが 惜しくなった



朝に 彼女を見つめ 夕に 彼女に語らいかけ とにかく 彼女を愛した
見るもの全てが 彼女に繋がる



何か楽しい事が はじまる 始まっている わたしの細胞が動き出した
思考も 心も 身体も 全てが1つになって 動き出した



重ねる時間の中 彼女が運んでくるものが 彼女が話す全てが 愛しくてたまらない



いつの間にか 無くしていた 幾つもの感情が湧き上がる 蘇る
埋まらなかった 心の隙間が びっしりと 埋まり始める 赤色になる
眠りの中でまで 彼女の名を呼ぶ



彼女は私を連れてゆく
彼女の手から運ばれたものが 私の手からこぼれても 
なお たくさんの幸せを私に運ぶ
たくさんの気付きを わたしに与える たくさんの話をしてくれる
全ては繋がっているよ 月も 星も 太陽も 大地も 人も 草や 樹も
さまざまな命は みんな繋がっているよ 彼女は私に教えてくれる



彼女の名は よろしこガール☆
赤色の 元気な 女の子 よろしこガール☆



彼女は わたしに 突然いつも話しだす
一緒に 元氣になろう 一緒に笑おう みんなで元氣になろう たくさんのことを興そうと



どこに居ても 彼女の声がこだまする
一緒に 元氣になろう 一緒に笑おうと

ある日 彼女の国の蝶々たちが 彼女の姿を隠した
声だけすれども 彼女は見えなくなった





彼女の前の蝶たちが 去ったあと わたしは再び驚いた
彼女は ファンタジー よろしこガール☆となって 私の前に現れた

そして 新しい話をわたしに語り始めた
彼女は私に語りかけ続けた






心について  彼女は 語る 強く言う

 「 この世に生を受けた命には 必ず生きるための力が備わっている それが元氣と 元あるパワー(氣・力)と 」


現世について  彼女は 語る 悲しく語る

 「 だけど残酷 時に残酷 この世は残酷  たくさんの元氣を 時に殺がれる 時に削られる 」




未来について  彼女は言う 確かに語る

 「 だけど 平気 大丈夫  必ず 元氣は だれの中にも宿る 」
 「 私を信じて 赤色の元気 」
 「 空想をしよう あなたは変わる 私も変わる
  全ては変わる 心通りに 変化する 
  目を閉じて 感じてみて 内なるパワー 備わる元氣 生きる力 」


彼女の 声を聞いて 彼女の姿を 見て わたしは思った
いつから そう自分までもが 自分の価値や 存在を決めてしまったのだろう
諦めたのだろう 嘆いたのだろう

どんな中も どんな時でも 心は自由に駆けめぐるはずだったのに



いつから 空想をやめてしまったのか
いつから創造をしなくなったのか
いつから未知なる部分の開拓を 諦めてしまったのか

自分まで信じなくなったのか
現世で目に見えるものしか 信じなくなったのか  見えなくなったのか 感じなくなったのか




私は考えた 「 心はいったい何のためにあるのかと 」 
私は考えた 「 心の中の自分は外から決め付けられた私ではない 」 
私は考えた 「 心の中の中にあるものは どんなものなのか 姿なのか エネルギーなのか 」 




私は 気付いた 私は 他人が決めた私自身でも 自分で思い込んでる私でもない

まるで空想するがごとく 奇妙にも豊かにも変化が可能な 創造的な私であるはずだと

私は気付いた 私だけでなく 私の目の前の あなたたちも あの人たちも

平等に同じように 創造的で素晴らしい 尊い命なのだと

彼女が変わった姿を見 私は感じた 

今のわたしや あなたが 全てなワケがない 

見える姿やものだけが 確かなものではない

心の呪縛を 祓うべきだと



私は気付いた

「 心 」 は目には見えないけれど 「 元氣 」は手には持てないけれど 確かに私の中に在るのだと

創造的なことほど 変化するものほど 素晴らしいことはないと 私は気付いた

わたしにも あなたにも 決め付けたり 決め付けられた自分とは まるでちがった部分がある

わたしにも あなたにも まだまだ未知なる部分 未開拓な部分がある

人は変化し続ける 素晴らしい生命

元氣があれば 勇氣を出せば 人は変わり続けられると

彼女は教えてくれた 私は気付いた

諦めないで 自分のイメージを固定しないで 

イメージは 自由

想像は膨らんだ わたしは素晴らしい音を奏でられると思った




彼女は あずき色の世界の あずき色の女の子

情熱の赤 赤色の女の子

彼女は いつも私に語りかける

みなぎるパワーでわたしを 遠くへ連れて行ってくれる

善からぬものを祓い清めて 正しい方へ導いてくれる

私の中にも みんなの中にもある 元気の色 赤色 あずき色の世界の女の子

白昼夢のようだった まるで幻のようだった 今までを 彼女が真っ赤に染め上げる

確かな色に染め上げる

わたしの善なる空想は始まり イメージが広がり続ける

私の心は 私のイメージは 私の空想は 自由に 私をあらゆる色に染め上げてゆく

彼女は よろしこガール☆

幻想曲を奏でる よろしこガール☆

ファンタジー よろしこガール☆(fantasy yoroshikogirl☆)




彼女は言う

『 イメージは 自由 想像はふくらみ 必ずあなたも素晴らしい音を奏でるわ
  わたしはあずき色の女の子 ファンタジーよろしこガール☆(fantasy yoroshikogirl☆)

  あなたの中の元氣 赤色の女の子 わたしを信じて あなたの中の 赤色の元気を信じて
  元気な心があれば 心が動き出したら 人は幸せに向かえる
  一緒に元気になろう  』

彼女は強く言った わたしは強くうなずいた そして走らずには居られなくなった

心が動くことが 素晴らしい事だと知ったから
いつの間にか 私の心は 歓びと感謝で一杯になった

彼女と一緒に あずき色でいっぱいになることを決めた 全てのことが動き出した

元氣は素晴らしい パワーだと知ったから みんなで幸せになりたいと思った
赤色 あずき色のパワーで 私は彼女とみんなと一緒に 元氣に生きる

彼女は 赤色 あずき色の元氣な女の子


「 彼女は わたしに教えてくれた 
  彼女がいくつも変化するように 
  わたしもどれだけでも 変化する 存在だと
  空想をしよう どんな境遇でも 心に元氣があれば 人の心は自由に羽ばたき
  ますます幸せになるために 変化してゆく命なのだと 」

私の中にも たしかに与えられていた 命を得た時に既に受け取っていた 備わっていた ひとつの力が
縦横無尽に 動き出した 1つの色と共に 強く強く 動き出した あずき色と 動き出した


 



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